キリン工房使用のシリコン



「シリコン」って、そもそも、何?


一昔前まで、「シリコン」という材料は、あまり一般ではありませんでした。
(一般的に工業用としては使われていたようです。)
以前勤めていた人工乳房の製作者として仕事をしていた時に初めて材料として「シリコン」を使いました。

ここ近年は調理器具、工具類など身近な品物に使われてきており、
「シリコン」という言葉をよく聞くようになりました。


柔らかい、なんか、ゴムのような、もの?


辞書やネットで調べると、シリコンとは、
金属ケイ素やメタノール、塩化水素を原料にして、複雑な化学反応を加えて、
作り出されたのが、無機と有機の性質を兼ね備えた液状、ゴム状の合成樹脂。

金属ケイ素は、地球の表層を構成るす成分のうち、酸素の次に多い元素、ケイ素(Si)と酸素が結びついたケイ石という状態で自然界に存在します。このケイ石を還元させて作ります。

つまり人工的に作られた、ゴム状の合成樹脂のことをいいます。


「シリコン」と「シリコーン」の違い


「シリコン」と「シリコーン」は違い、明確には以下のような言葉を表します。

「シリコン」…ケイ素原子のみで構成されていて、金属状の化合物。
「シリコーン」…、液状、ゴム状の合成樹脂のことで、ケイ素を元に人工的に作り出された化合物。

キリン工房で製作の為に使っている材料は「シリコーン」ですが、皆様が馴染みやすい「シリコン」という言葉を使用しています。
シリコンは性状がいろいろあり、各メーカーでも違い、同じメーカーでも、使う用途や作業性などから多くの種類があります。


キリン工房が使用するシリコン


キリン工房が使用するシリコンは、数多くの中から選りすぐりの高価なものを使用しており
医療現場でも使われている人体に無害のもので、立体的に残すことで、生まれた時の小さくてかわいい手や足にいつでも触れられます。


すべてオーダーメイドの手仕事、世界に一つの思い出を作ります


お客様に専用キットで手や足の型をとっていただき、ひとつひとつ丁寧に、商品を一緒に創作していきます。
大量生産の商品では生み出せない想いのこもった記念品をつくり出すことで、お客さまの笑顔につながると考えています。
お客様の大切な方(ご両親、生まれたお子さま、お客様自身)へ贈りたい、という想いに応えてまいります。

 

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